学問の聖地 史跡足利学校、学問の守り神・足利学校稲荷社    まちなか 観光スポット・夜景  美術館・博物館 

日本の「学校」「学び」はここから。日本最古の学校「史跡足利学校」
日本最古の孔子廟
字降松(かなふりまつ)と方丈
 足利学校の創建については、奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁(おののたかむら)説、鎌倉時代の足利義兼説等ありますが、歴史が明らかとなるのは、室町時代の武将上杉憲実(うえすぎのりざね)が、現在国宝に指定されている書籍を学校に寄進し、学長制度を設ける等して学校を整備・再興したころからです。
1549年には宣教師のフランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
日本の「学校」「学び」はここから始まったといわれる、大変貴重な場所です。
日本最古の学校にある学問の守り神 足利学校稲荷社
正一位霊験稲荷社「足利学校稲荷社」
500年の歴史をもつ学問の守り神
史跡足利学校の学校門手前にある「正一位霊験稲荷社」。
現在は学問の守り神「足利学校稲荷社」としても信仰を集め、学生さんやその親御さんたちが「合格祈願」「学業成就」の参拝に訪れています。
創建は約500年前と伝えられ、様々な歴史を背景に、足利学校で学ぶ多くの学生、そして学問を守り続けてきました。
この稲荷社では、参拝者の願いに応じたお守り、御朱印などの授与品をお頒ちしています。
現存する日本最古の孔子廟に祀られる孔子坐像と小野篁像
日本最古の孔子坐像
学問の神様 小野篁像
「学校門」そして「杏壇門」をくぐり大成殿に向かうと、そこに鎮座しているのは日本最古の「孔子坐像」と足利学校創建説もある「小野篁(おののたかむら)像」
孔子は中国古代の思想家で儒教の祖。小野篁は平安時代初期の公家、文人、学者。学問に大変優れていたことから「学問の神様」とも言われています。
「不断梅」と「字降松」をモチーフとした絵馬・お守りで合格を!
足利学校稲荷社では、合格祈願・学業成就のお守りや絵馬・御朱印などの授与品をお頒ちしております。
絵馬に描かれているのは「梅」と「松」

足利学校の孔子廟には「西階の不断梅」という「落ちない梅」の木があるのをご存知でしょうか。
花が散って実がなり、普通の梅の実が黄色く熟して落ちる頃になっても青いまま木になっている、まさに「落ちない梅」なのです。

そして、足利学校に古くから伝わる「字降松(かなふりまつ)」の伝説。
読めない字や意味のわからない言葉などを紙に書いてこの松の枝に結んでおくと、翌日にはふりがなや注釈がついていたというお話です。
学問の守り神・足利学校稲荷社のご参拝は無料です。
足利学校稲荷社ご参拝の方は、入徳門から左の方へお進みください。
論語素読に小野篁がやってきます
令和5年4月28日から足利学校の論語素読ビデオに小野篁がやってきます

足利市出身の俳優・「川連廣明氏や声優・「阿部敦」氏が声優を担当し、皆様を論語の世界へと誘います。

※15分ごとに声優が入れ替わりながら繰り返し動画が再生されます。
※動画の撮影は禁止となっております。ご了承ください。
史跡足利学校のご参観案内
参観時間 4月~9月   午前9時~午後5時(受付は午後4時30分まで)
     10月~3月 午前9時~午後4時30分(受付は午後4時まで)

休館日  原則第3水曜日  (11月は第2水曜日 祝日、振替休日の際は翌日)
     年末      (12月29日~12月31日)
     施設整備のため臨時に休むことがあります。

参観料  一般  : 個人 420円 団体(20名以上)350円
     高校生 : 個人 220円 団体(20名以上)170円
               ※中学生以下無料、障害者の方は障害者手帳のご提示で無料です。(付き添いの方1名も無料となります)
     ※足利学校稲荷社のご参拝はどなたでも無料です。

交通   電車/東武伊勢崎線   足利市駅から徒歩15分 
        JR両毛線     足利駅から徒歩10分

     車/東北自動車道    佐野藤岡ICから40分 
     北関東自動車道   足利ICから15分
               太田桐生ICから20分
               佐野田沼ICから20分

史跡足利学校
〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338
電話:0284-41-2655
FAX : 0284-41-2082