願い事や無病息災をかなえてもらうため、「幸運が滝のごとく流れるように」ということから「滝流しの式」と呼ばれています。
僧侶により護摩焚きが行われ、参詣客へ配るお礼を火にあて祈祷をします。さらに読経の続けられる中、祈願者が早朝に毘沙門天の前に正座して御神酒をいただきます。
僧侶が祈願者の頭上から酒器で御神酒を注ぎ、頭から額、そして鼻筋を伝わって流れてくる御神酒を顔の前に直径50cmはあろうかという大杯を持って受け、自分の飲める量が入ると左手を挙げて注ぐのをやめてもらいます。そしてそれを一気に飲み干す儀式です。
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令和4年度は「滝流しセット」(食べられる墨で僧侶が梵字を書き入れた「かわらけ」と「御神酒」)を祈願後にお授けします。
ご自宅で御利益を胎内にお収めください。