香雲堂本店 八幡店(左上)
香雲堂本店(右下)
 足利のまちは静寂な自然に恵まれ、古来より知恵を集める学問の地として、落ちついた佇いのまちでございます。平安時代の初め、小野篁の創設とされる「足利学校」、新田氏、足利氏祖先の古刹「鑁阿寺」、多くの歴史的遺産は足利の誇りでもございます。 この足利の地に創業以来百有余年、香雲堂本店は、一途な郷土愛を御菓子に託し、常に「至味一筋」、いつの日もどなた様にも格別の御賞味をいただける味を創りあげようと、心より相努めております。 足利ゆかりの古印・落款に因んだ「古印最中」「古印煎餅」、足利尊氏公の人物像を御菓子に仕立てた「尊氏せんべい」に加え、最中の味わいを手造りでお気軽に楽しんでいただける「もなかごっこ」など、丹心をもって皆様の御用命をお待ちいたしております。 いずれの品々も足利の地のよすがとして、幾久しく御愛顧賜りますれば誠に幸いでございます。
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■香雲堂本店

名   称 香雲堂本店(最中・煎餅・洋菓子)
業務の種類 最中・煎餅・洋菓子の店
主な販売品目 古印最中・古印煎餅・尊氏・洋菓子など
所在地 栃木県足利市通4−2570(市内の中央部に位置
電話番号 0284−21−4964
FAX番号 0284−21−1054
定休日 水曜日
駐車場 有り
至味一筋 銘菓のしおり
足利銘菓古印最中にかよう
        相田みつを の心...「ひとつのことでも」

この書は私の住んでいる足利市内にある和菓子の老舗「香雲堂本店」の〈古印最中〉の栞として使われていることばです。香雲堂さんは、もなか一つで全国的に有名になりました。私は若い頃、生活のために、商店の包装紙のデザインや宣伝文を作る仕事をやっておりました。家にいたのでは仕事はきませんからあちこち注文取りに歩きました。香雲堂さんに行った時のことです。ご主人が自分の店の包装紙を私に見せて、「これよりいいものを作る自信がありますか?」と聞くんです。私は即答しました。「自信は少しもありませんが、うぬぼれだけはいっぱいあります。」するとご主人は、「ほう、あんたはおもしろい、頼もう!!」ということになりました。 私は一生懸命に包装紙をデザインし、栞のことばを考えて書きました。現在見ると大変恥ずかしいものですが、このことばは、包装紙と共にいまだに使ってくれております。 おかげさまです。

相田みつを
大正十三年、栃木県足利市生まれ。書家・詩人。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から短歌・禅に出会い、独特の世界観を書として表現する。昭和五十九年、「にんげんだもの」出版を機に、多くの日本人の心をとらえ、根強いファン層を拡げた。平成二年十二月、六十七歳で逝去。八年、東京銀座に相田みつお美術館が開館される。



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